慣らし保育で分かった日本の子育てのしづらさ。育休後に夫婦揃って職場復帰したわが家の事情。

子どもにとって一番良い方法を選んで生きていきたい。

夫婦共働きの世帯が多くなってきた世の中にあって、職場と話し合うことで1年2ヶ月の育休を取得する事ができたのは私たち夫婦にとってとてもありがたいことでした。

1年2ヶ月の間、常に子どもと一緒に遊び、食べ、寝る。とても幸せな時間を過ごさせてもらいましたが、収入のないままでは生活が成り立ちません。そのため「4月に夫婦揃って職場復帰し、子どもを保育園に預けるという」選択をしました。

そこまでは良いと思っていたのですが、職場復帰にあたって問題が起こりました。

それは「慣らし保育」です。

もちろん子どもの負担を考えれば慣らし保育は必要だと思いますが、会社や保育園とのやりとりで問題が起こったことで、日本は子育てしづらい国であることを改めて感じることになりました。今回は私たち夫婦に起こった出来事をお伝えしていきます。

自己紹介がまだでしたが、この記事を書いているのはこんな人です。

あんこ
あんこ

・1歳の娘をもつパパ

・1年2ヶ月の育休を終え、時短勤務中

・陸マイラーとして年間約20万マイル以上獲得

・株やFX、仮想通貨、不動産に投資中

陸マイラーとは?飛行機に乗らずに大量のマイル(ANA・JAL)を貯める方法。
目次
  • わが家の事情
  • 妻が職場で言われたこと
  • 私が職場で言われたこと
  • 保育園で言われたこと
  • 子育てしづらい国、日本
  • 最後に

わが家の事情

育休を取るということは、仕事へ復帰する時期も合わせて考えなければいけません。

→子どものことを考えたら保育園ではなく家で育ててあげたいという気持ちもありましたが、今後の生活を考えたら育休を長く取ることもデメリットです。私たちの場合は会社と相談する中で、4月に復帰することが望ましいということになりました。

2人揃って仕事に復帰するなら預ける保育園を決めなければいけません。

→決めるにあたって現在の住まいに近い場所でも保育園を探しました。しかし妻の実家を二世帯住宅に建て替えすることになり、現在住んでいる家とは別の地域であるものの実家に近い保育園の方が将来的には送迎が楽になります。私の職場とは逆方向ではあるものの、それは家が建つまで頑張るしかありません。

一番近い保育園は私立でしたが園長先生の雰囲気が良く、ここなら安心して預けられるのではないかという理由で決めました。

3月に面談をし、4月復帰の私たちの事情を踏まえて4月1日から慣らし保育を開始するということで話はつきました。基本的には私が送迎するのですが、4月は何かと忙しいため妻と協力しながら時間を作り、子どもに負担をかけすぎないように進めていこうと計画していたのですが、うまくいきませんでした。

なぜなら慣らし保育の時期に仕事が休めなかったからです。

妻が職場で言われたこと

実は育休が明けると同時に妻は転勤が決まっており、その点は納得して育休に入ったのでそれ自体は問題がありません。

私の仕事との兼ね合いを考え、育休を明ける前に新しい職場に慣らし保育の時期だけは有給を使って妻が迎えに行く方向で会社にも伝えてありました。ただ、私も復帰後の仕事の状況が分からないため、私の状況も含めて新しい職場から「それも含めて3月30日までに電話してくれればいい」と言われたため休みをもらえるものだと思っていました。しかし、実際は仕事を休むことができませんでした。

言われた通り復帰2日前の30日に職場に改めて電話したところ、

「1日は絶対に出てもらわないといけない会議があるので、有給は使って休ませることができません。」

「2日は他に休む人がいるから休みをあげられない。」

いやいやいやいや、以前「休みたい」って伝えてOKだったのではないの??

意味が分からないまま「休むことができない」という結論のまま電話は終わってしまいました。

子どもを慣らし保育で保育園に預ける以上、妻以外の誰かが送迎と育児を担わなければいけません。

妻が仕事を休めないことが分かったので、続いて私の職場でも休めるかどうか確認する必要が出てきました。

私が職場で言われたこと

慣らし保育期間中は妻が休める前提で考えていたため、私自身は普通に出勤するつもりでいました。しかしそうも言っていられない状況になったため職場に電話をかけてみました。

言われたことは以下の通りです。

「午後からの会議には絶対に出席して欲しい」

「本来なら奥さんの職場でなんとか調整してもらわないといけない」

1日は会議があることは事前に分かっていたものの、妻の職場よりは融通が利くのではないかと期待していましたがそうはいきませんでした。

慣らし保育の初日は9時から11時の2時間だけなので、午前中は仕事を休みにすることは可能なので送迎は問題なく午後からの会議さえどうにかできればと思っていました。しかし、子どもを預けられるところがないため、どうしたものかと途方に暮れることになりました。

あんこ
あんこ

子どもを職場に連れていって仕事しても良いでしょうか?

と聞いてみたものの、「仕事の場所だからそれはダメ」とのことです。

ひとまず職場でもうまく回るような方法を考えてくださるということで一旦話が終わりました。

慣らし保育を遂行するための行動履歴と様々なトラブル

保育園に入れるにあたって

子どもを預ける保育園の園長先生とは事前に顔合わせをし、わが家の状況を伝えておきました。「2人同時に職場復帰する」こと、「妻は転勤がともなうことで4月からの状況は見通しが立たないこと」などです。

とはいえ妻の職場には慣らし保育のために休みが欲しい旨を伝えてあったため、慣らし保育にも協力できる方向で話はしました。もちろん4月に復帰してからの状況によって相談する可能性があることも伝えてあります。

ちなみに慣らし保育の時間帯は以下の通りでした。

  • 1日目と2日目、9時〜11時の2時間
  • 3日目と4日目、9時〜12時の3時間
  • 5日目と6日目、9時〜15時半の6時間半
7日目以降は通常保育の時間帯になるため、仕事を休むことは考えていません。むしろ子どもの負担を考えれば、慣らし保育が終わった後もなるべく早く迎えにいきたいと思っていました。

妻と私が仕事を休めないと分かったあとの行動

自分たちだけで仕事をやりくりしながら何とかしたかったのですが、そうも言っていられない状況になったため、まず最初にお互いの両親に相談しました。しかし全員仕事があるため預けることができないことも同時に分かりました。

こうなったら保育園に連絡するしかありません。

早速園長先生に電話して事情を伝えたところ、「職員の配置もあるからまずは職員に相談する」という話をいただきました。

  • 姉夫婦は仕事のため初登園から18時まで預けることができてていた(違う私立保育園)
  • そもそも保育園は「就労などを理由に保育を必要とする児童を預かる施設」である

また、上記の2点から考えても、慣らし保育はある程度考慮してもらえると思っていました。

子どものために何とかしてあげたいのは山々でしたが、仕事をどうしても休めないという理由は正当ですからね。とりあえず回答を待ちました。

その後1

なんだかんだバタバタしましたが、1日は母親が仕事で休みをもらえることになったという一報が入りました♪( ´▽`)

親に迷惑をかけてしまったのは申し訳ないところですが、私が午前中だけ仕事を休み、慣らし保育後に子どもを実家に預け、仕事が終わったら実家から子どもを引き取り自宅に帰るという方向で1日目は何とかなりそうです。

私の職場や保育園にも連絡を入れ、とりあえず1日目に関しては何とかこちらで子どもの面倒を見れることを伝えました。

慣らし保育1日目(行き)

さて、ついにこの日がやってきてしまいました。

初日は特に何も分からないため準備等に時間がかかると思い、保育開始の15分ほど早く到着しておきました。分からないことばかりなので見かけた職員に話しかけると・・怒られました(^◇^;)

9時より早く来られても困る」とのこと。もちろん9時以降に保育士に子どもを渡すというのは知ってはいるものの、準備のために早く着いただけでなぜ怒られるのかは疑問です。

怒られつつも中に入れてもらえたため、部屋に向かい準備に取りかかりたいと思います。

準備については事前の園長との打ち合わせで聞いたものの、だいぶ時間が経っているため不安です。中にいる保育士さんは挨拶はしてくれましたが、こちらに来ることはありません。数名の子どもが中にいましたが、みんな泣いています。保育園に慣れるまでこんなものですよね。

中にいた保育士に「準備について教えて欲しい」と声をかけたらやっとこちらに来てくれました。

一通り教えてもらいましたが、ビニール袋が一つだけ保育園用の荷物カバンの中に残っており・・

あんこ
あんこ

(このビニール袋はオムツを入れる用だった気がするけど、何も言われないなぁ・・)

そう思いつつも担任の先生は時間前にも関わらず子どもを預かってくださったため保育園を出ましたが、やはりきちんと聞いておかないといけないと思い戻りました。自分がコミュ障でなければ初めから聞けるのですが(^◇^;)

保育園に戻ったら入り口で園長に出会ったため、ビニール袋を手に持ったまま園長先生に「オムツ用のビニール袋って必要でしたよね。セットし忘れてしまって。」と伝えたところ、「あっそれなら預かっておきます」と言われ預かってくれました。

これで心おきなく保育園を後にすることができると思い、慣らし保育中の2時間はカフェで時間を潰しました。

慣らし保育1日目(帰り)

お迎えでは持ち帰る荷物もあるため、またしても不安がありつつも保育園に到着です。

さて、到着してすぐ担任の先生に怒られました。朝に続いて2度目です。

理由は「オムツ用のビニール袋をセットしてなかったこと

あなたはそれを教えてくれなかったし、むしろやれていないことに自分で気づいて保育園に戻り、園長先生が預かってくれたという経緯があったのに。

(初日に保護者に怒るなんて、保育園ってこんなところなの?)

かなり腹が立っていましたが、子どもが今後ここで過ごすことを考えるとケンカなんてしていられません。それよりも本題です。この後に起こった担任の先生とのやりとりになりますが・・

担任
担任

明日のお迎えは大丈夫ですか

あんこ
あんこ

これから仕事に行ってから色々と決まるので、明日の迎えの時間は状況によっては相談させてもらいたいと思っています。

担任
担任

相談とは?

あんこ
あんこ

例えばお迎えの時間を11時から1時間だけ伸ばして12時に変えていただくとか・・

担任
担任

それは無理です

あんこ
あんこ

(何ですと!?)

担任
担任

子どものために慣らし保育は必要なので、時間を変えることはできません

担任
担任

他の保護者にも協力してもらっているため、特別扱いはできません

入園する前、園長先生は相談に乗ってくれそうに感じたのに、担任は一歩も引きません。もちろん保育士の配置とかもあるかもしれませんが、聞き入れる姿勢を一切感じない物言いは、「預かりたくないだけだろうな」としか感じませんでした。

この人に話しても通じない」と思い一度引いて保育園を出ましたが、「初日から怒られたこと」「保育士の姿勢」に対して思うことがありすぎました。

その後2

子どもを実家に預けて職場に行きましたが、復帰初日に午前休みをもらっただけでなく、頭を下げて回ることで2日目は1日休みをもらえることになりました。

実家に預けてある子どもを引き取り、夜になって妻に保育園での出来事を話するとブチ切れです。

私自身、不信感をもつことがあまりないため、異常な事態と思ったのでしょう。妻はさっそく保育園に電話をかけましたが、この日起こった様々な出来事を確認をしていく中で、園長が保育士をかばう対応に不信感がさらに積み上がるだけの結果となりました。

翌日子どもを預けたときに担任の先生と昨日の出来事について話すことになりましたが、保育園が悪いことをしたと認めつつも謝ることはなかったし、慣らし保育の時間を変えることもできないと突っぱねられて終わりました。

余談ですが、2日目は有給で休んだのに仕事でトラブルが起こったため、子どもを預けてから40分かけて職場に行き、10分で解決して保育園に戻り、無事に迎えに間に合わせました。その後、夕方に仕事から帰ってきた妻と子どもの世話をバトンタッチし、勤務時間後なのに仕事に行くという状況でした。

子育てしづらい国、日本

私自身、外国人と接する機会が少なからずあるため、日本の社会全体に対して思うことはもともとありました。

友人の言葉を借りますが・・

「私の国では子どもが生まれたら、次の日から仕事をバイバイしてくるよ。だって家族の時間が一番大切でしょ」

私が育休を取ると決めた時も、

「子どものためにベストな選択をしたね」と言われました。

諸外国では育児が当然のように社会に組み込まれていることが多い中、日本はとても遅れています。

今回のように、私たちの場合どちらも「会議があるから」ということで休むことさえできないのです。

子どもを職場に連れていき仕事をするのも無理。

仕事を休めないから保育園にお願いしようと思っても受け入れてもらえません。

保育園に預けられず、仕事も休めず、こんな社会でどうしたら子どもを産み育てられるのでしょうか。

高額な教育費児童手当の改悪待機児童が問題になっているのに保育園の建設は反対公共交通機関でのベビーカーの使いづらさ赤ちゃんが泣いたり騒ぐと冷たい目で見られる仕事の残業で妻がワンオペ・・・他にも日本の子育てを取り巻く諸問題が大小様々あります。

子どもは社会の宝じゃないの!?」と毎日叫びたくなるくらい思うことがたくさん出てきます。

日本の社会が子育てに理解のある社会に変わることはこの先あるのでしょうか・・・

最後に

色々と思うことがあったため、少し偏った記事になってしまったかもしれません。

客観的な視点が欠けるところもあると思いますが、今回はあくまで私自身の主観ということをご理解ください。

さて、ただのグチで終わってしまってはいけませんので、今回のことをふまえて2人目の子どもの時は以下のようにしようと思います。

育休の期間を慣らし保育の期間に合わせて延長

今回は私自身の知識が足りなかった部分もあると思うので、同じことが起こらないようにするのが一番だと考えました。もちろんそれが可能かどうかは職場との相談になりますが・・

2人目が産まれる時には今よりも少しでも子育てしやすい状況に変わっていることを期待します。

ではでは。

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