今回は西九州新幹線の開業で賑わっている佐賀県嬉野温泉にあるホテル、「心ほぐす宿 入船荘」に0歳と3歳の子連れで宿泊してきました。このホテルは子連れ対応がしっかりしているので、0歳児との宿泊でも特に不安になることがありませんでした。
この記事では入船荘に子連れで泊まった感想、安心できた点をお伝えします。
ちなみにこの記事を書いているのはこんな人です。
・4歳と1歳を育てているパパ
・ふたり合わせて2年間の育休を経験
・陸マイラーとして年間約20万マイル以上獲得
・株やFX、仮想通貨、不動産に投資中
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- 心ほぐす宿 入船荘について
- 入船荘のおすすめポイント紹介
- 実際に泊まった部屋
- 朝食の様子
- 子連れに優しかったところ
- 最後に
心ほぐす宿 入船荘について
「心ほぐす宿 入船荘」は佐賀県嬉野市にある旅館です。
旅館へは西九州新幹線の始発駅となる「JR武雄温泉駅」からバスで「嬉野バスセンター」まで40分、降りてから徒歩3分程度です。JRバスへの乗り換えが必要になるのがネックですが、降りてから旅館までは近いのでアクセスはしやすいです。車であれば嬉野インターから5分程度で到着できるので、子連れなら車があったほうが良いかもしれません。私は福岡空港でレンタカーを借りて佐賀県まで来ましたが、JR武雄温泉駅前でレンタカーを借りるのも良いかもしれません。
入船荘の建物は本館と新館と区別されていますが、建物自体はつながっています。部屋の種類が豊富なのでその時々の用途に合わせて部屋を選べる気軽さがあります。
嬉野温泉の源泉を引いてきた大浴場が地下一階にあり、入浴時間は6:30〜9:00と11:00〜24:00です。
入船荘のおすすめポイント紹介
嬉野といえば「日本3大美肌の湯」として有名な嬉野温泉がありますが、この旅館は嬉野温泉の「源泉100%使用、加水なし」のトロトロの温泉を楽しむことができます。
露天風呂付き大浴場の入浴時間は6:30〜24:00
入船荘には忍者部屋が2つあります。そのうちの一つ「雲隠れ」のお部屋は15畳と広く、温泉つきです。「霧隠れ」のお部屋は8畳程度の広さです。どちらの部屋であっても子どもには「浴衣」だけでなく「忍者服」を貸してくれるそうです。予約時に子どもの身長を伝えましょう。
私が宿泊するときも「雲隠れ」のお部屋が空いていたので予約しようか迷ったのですが、子どもが小さすぎてまだ十分に楽しめないかもしれないと思い断念しました。また、部屋は広くても居住スペースは布団4枚までしか敷けない程度だそうで、夜泣きで連れを起こしてしまうかもしれませんしね。
ロビーにあるカフェスペースにはコーヒーや紅茶、ジュースなどが用意されています。お風呂上がりにそのまま部屋に戻るのではなく、カフェスペースでのんびりすることができます。ちょっとしたお菓子もありますよ。
カフェスペースの利用時間は7:30〜10:00
漫画や絵本、さまざまな専門書なども揃う図書コーナーではYogiboo(ヨギボー)のある素敵な空間でくつろぐことができます。チェックイン時に覗いた時、宿泊中の子どもが楽しそうに遊んでいました。
実際に泊まった部屋
ホテルフロントにてチェックイン後、フロント横に浴衣・タオル・バスタオル・その他アメニティ類が置いてあるので、必要なものをピックアップしてから部屋に向かいました。部屋の中には何もないのでお気をつけください。
今回泊まったお部屋は楽天トラベルで予約しました。部屋のタイプは【広々和室18畳(バス・トイレ付き)】です。大人4人、こども2人での宿泊だったため、広い部屋を予約しました。
0と5の付く日は楽天トラベルでの予約が最強かもしれません。(あくまで個人の意見)
早速部屋に入ってみると、二間続きのお部屋でした。手前の部屋は6畳。
奥の部屋にはすでに布団が4つ引いてありました。正確には調べていないのですが、10畳くらいはありそうです。
小さな冷蔵庫やコップ、給湯器などは奥の部屋に置いてありました。
部屋の奥にはさらにくつろげるスペースがあります。こういった奥のスペースは旅館ならではの間取りですね。
手洗いのスペースは小さめです。歯ブラシ等は部屋に置いていないので、フロント横から忘れずに。
このお部屋の良いところは部屋の中で温泉に入れるところです。湯船が小さいことと、少し古い感じではあるものの、温泉の源泉(もちろん加水なし)を引いているため、子どもと一緒でも気軽に温泉を楽しむことができます。ただし、温かいお湯が出てくるまでは時間がかかるので、準備は早めにしておくほうが良いでしょう。
ちなみに私は大浴場に行ってしまったため、お部屋の温泉を楽しんでいません。
朝食の様子
朝食会場はフロントの奥にあります。朝食会場の写真は撮影していませんが、テーブルに座って食べるスタイルです。
朝食は「嬉野名物トロトロ温泉湯豆腐付きの和朝食」です。
朝食時間は7:30〜8:30の間で決めることができるので、チェックインの際にフロントで希望の時間を伝えます。
早速ですが、朝食の全体像です。
とにかく種類が多く、色々な種類を食べたい派の私にはとても嬉しい朝食でした。
少量ずつではあるものの、魚・野菜・卵・漬物などバラエティに富んでいます。
サラダと味噌汁はシンプルですが、それがいい。
そしてこの朝食のメインとなる「温泉湯豆腐」です。
食べてみるとふわふわの食感であるものの、適度な食べ応えがあります。嬉野温泉の特殊な性質により、豆腐を温泉水で煮ると豆腐が溶け出すそうです。
子連れに優しかったところ
嬉野温泉の泉質はトロトロです。つまり「滑りやすい」のです。しかし、大浴場が畳敷きになっているため滑りづらい上に、もし滑ってこけたとしても地面が柔らかいため怪我をしにくいです。何をやらかすか分からない子連れにとっては畳敷きなら安心して過ごすことができます。
私たちは今回の旅行ではベビーカーを持っていきませんでした。基本的には抱っこ紐があれば問題ないレベルでの計画しかなかったからです。
しかし困ったのは食事です。まだ3ヶ月だった息子は一人では座れないため、抱っこしながら交代で食べるしかないかと思っていました。そんな時に旅館の方がベビーカーを貸してくれたので、夫婦ともに温かいご飯を頂くことができました。
あとから考えると、食事場所にベビーチェアが用意されていたとしても、自分で座れなければ意味がありません。少し考えが浅かったなぁと反省した出来事でしたが、旅館の方のご好意で助かりました。
最後に
入船荘をパッと見た感じは古い旅館だなと思いましたが、中に入ってみるととても綺麗でした。もちろん施設や部屋は古いところもありますが、少しずつリノベーションしているのでしょうね。
今回は忍者部屋を利用することが出来なかったため、子どもがもう少し大きくなったときに利用したいと思います。