こんにちは!今回は、子連れで世界一周旅行中にコロンビアで宿泊した「デカメロンバル(Decameron Barú)」の体験談をシェアします。
海外リゾートに0歳児の子連れで行くのは少し不安もありましたが、実際に泊まってみて大満足。自然豊かで、スタッフもフレンドリー。オールインクルーシブの魅力を家族全員で満喫できました。
ちなみにこの記事を書いているのはこんな人です。

・5歳と2歳を育てているパパ
・ふたり合わせて2年間の育休を経験
・陸マイラーとして年間約20万マイル以上獲得
・株やFX、仮想通貨、不動産に投資中
陸マイラーとは?飛行機に乗らずに大量のマイル(ANA・JAL)を貯める方法。
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- デカメロンバルとは
- 泊まった部屋の紹介
- イベントが盛り沢山の1日
- 食事スタイルは基本ビュッフェ+予約制レストラン
- 子連れ旅行におすすめできる理由
- 最後に
デカメロンバルとは

世界中にリゾートを展開するホテルチェーンの一つ「デカメロン」
その中でもデカメロンバルは、コロンビアのカルタヘナ沖にある「バル島(Isla Barú)」に位置する、オールインクルーシブのリゾートホテルです。ホテルでは目の前に広がるカリブ海のターコイズブルーの海と白い砂浜のビーチを楽しみながら、1日中のんびりと過ごすことができます。
敷地はかなり広く、ビーチ、プール、レストラン、アクティビティ施設が全て敷地内に揃っています。
最近は日本国内でも増えてきているオールインクルーシブリゾートですが、滞在中の食事、ドリンク、プール利用、ビーチベッドなどがすべて料金に含まれているのがこのホテルの魅力。
- メインはビュッフェスタイル(朝・昼・夕すべて)
- 事前予約制のレストランも数件あり(アジア、イタリアンなどのジャンル別)
子供向けには、パスタ、パン、フルーツ、ハンバーガーなど、食べやすいメニューも豊富。辛いものが苦手な子でも困ることはありませんでした。
- 大人はローカルカクテル(モヒートやピニャコラーダ)が飲み放題なのも嬉しいポイント。アルコールは全体的に軽めで飲みやすいです。
- ノンアルコールのカクテルやジュースも美味しくて、子供も喜んでいました

カルタヘナ市内からのアクセスは、専用の送迎バス(または車で直接)が基本。ホテル経由での事前予約がおすすめです。私はカルタヘナ空港からバスに乗り、約1時間でホテルまで到着しました。

ホテルについてからはスタッフの方が順番に名前を呼んでいき、呼ばれたグループから順番にチェックインを行うという流れでした。実は宿泊する部屋に応じてランクがあり、チェックインの場所もオープンスペースか個室かが変わりますし、利用できる施設も変わります。今回は「PLUS」と書かれた少しランクの高いリストバンドを巻いてもらいました。

また、チェックインの際にその日のスペシャルディナー(イタリアン・シーフード・アジア)の予約も受け付けているので忘れずに予約しておきましょう。
ちなみに、チェックインが行われるオープンスペースにはバーカウンターが用意されているため、チェックインを待つ間にドリンク(もちろんアルコール含む)を飲むことができます。
チェックインをしてから部屋までの移動は敷地が広いため少し大変でした。でも敷地内ではイグアナを見かけることができるので、少し癒されます。

日本では見かけることができませんが、コロンビアでは色々な場所でイグアナを見かけることができましたよ。
泊まった部屋の紹介

私が宿泊した部屋は2210で2階のお部屋です。子連れの私たちにとってはベビーカーを毎回持ち上げて移動しなければいけないので少し大変です。
でも、そんな疲れを吹き飛ばす豪華なお部屋がこちら!
ツインルーム+バルコニー、さらにエキストラベッド付きです。

ソファーやミニテーブルもあり、広々としたお部屋。天井にはファンが回っています。

ミニテーブルの上にはお菓子が置いてあります。


部屋を入ってすぐ左には大型ミラーがついた洗面エリアがありました。シャンプー等は揃っているので持参する必要はありません。

もちろん湯船はありませんが、シャワーブースもあります。水着のまま部屋に戻ってきて、部屋でシャワーを浴びるというスタイルです。

冷蔵庫の中にはワイン、ビール、ジュースが入っていましたが、これは飲んでも大丈夫なやつです。別料金が取られることはありません。ワイングラスも置いてあったのでバルコニーで楽しませていただきました。


バルコニーに出てみるとスペース的には十分くつろぐことができます。そしてこのバルコニーからはプールが目の前です。

今回の部屋はプールへのアクセスが簡単な場所にあります。ちなみにこのプールは誰でも入れる場所ではなく、リストバンドを見ないと入ることができない特別なエリアです。

イベントが盛り沢山の1日

私にとってオールインクルーシブの魅力とはお酒を飲みながらリラックスして過ごせることなのですが、ここデカメロンバルではイベントが盛りだくさんです。
ここはさすが南米のコロンビアだと思ったのが、プールサイドでのんびりしていたら、急にラテンミュージックが大音量で流れだし、イベントが始まったのです。この時は現地で流行の音楽に合わせたダンスの練習イベントでした。
司会の方が少しずつステップを踏みながら教えてくれるのですが、踊りたい人はどんどんステージに集まっていきます。さすがにステージまではいけないので私も離れたところで踊ってみようと頑張ったのですが、正直めちゃくちゃ難しいです。ですが、ステージには子どももいます。めちゃ上手です(笑)
他にもプールサイドではボールを使ったイベントをやっていましたが、具体的に説明できずすみません。
もちろんプールでのんびりしても良いですが、せっかくのカリブ海なので浜辺に移動します。
ビーチでは藁のような植物でできたビーチパラソルとビーチチェアが置いてありますが、人気があるようで朝から争奪戦です。

海の水は透き通っていて、白い砂浜と合わさってとても美しいです。

コロンビアで海水浴デビューの息子です。隠れていますがめちゃくちゃにっこりです。娘は何度か沖縄のビーチに行っているので慣れたものです。ハンモックで寝転んでみたり、ボディボードに乗せてもらったりとこちらも楽しんでいました。


夜、場所が変わってステージと客席があるイベントスペースです。子ども向けのイベントですが、完全に夜です。
ここでもダンスや参加者が横一列で手を繋いでフラフープを進めていくゲームなどで楽しみました。スペイン語での説明であったため、ルールがわからないうちの子は完全に混乱しています。

今度はビーチに場所を移して別のイベントです。こちらは完全にダンスイベントでした。

もちろん静かに過ごせる時間はたくさんありますが、こういった日本ではあまり見られないイベントを楽しむことができるのも海外で過ごすメリットですね。イベントは他にもいくつかありましたし、ナイトクラブのような場所もあるので踊りたい大人はそちらで楽しむこともできますよ。
また今回は工事中で遊べなかったのですが、完全に子ども用の遊び場が

食事スタイルは基本ビュッフェ+予約制レストラン
デカメロンバルの食事は、以下のスタイルで提供されていました。
- メインはビュッフェスタイル(朝・昼・夕すべて)
- 屋内のレストランと屋外のレストランがある
- 事前予約制のレストランもあり(アジア、イタリアンなどのジャンル別)
ビュッフェはすべて屋外にあるため食べ物を求めにさまざまな動物がやってきます。鳥はテーブルの上のご飯をつっつきに来るし、タヌキみたいな動物は餌付けされているので近くに寄ってくるし、猫もいます。そういった環境が嫌いでない方にはいいと思います。


さて、実際日本のビュッフェと似たような料理もありますが、見たことのない食材も多くて見ているだけでとても楽しかったです。フルーツは日本より種類が多くて美味しい!




そしてビュッフェ形式ではあるものの、ライブキッチンもあるのでパスタなどはその場で茹でてくれるし、オムレツも具材をオーダーしてその場で作ってくれます。オムレツのビジュアルはイマイチですが(笑)


こんな大きな鍋で提供しているのにビックリ。欲しいものを指定すれば必要な分だけ取ってくれますよ。

ビュッフェではあまり辛いものが多くないものの、香辛料を使ったスパイシーなものも一部あります。しかし辛すぎるものはほとんどなく、子供でも安心して食べられる味付けが多かった印象です。
昼はビーチやプールで遊んだあとにふらっと立ち寄れるような雰囲気で、ハンバーガーやフライドポテトなどを食べましたが、こちらの写真は残っていませんでした。
夜はせっかくなので予約をしていきました。初日は屋外レストランのアジア料理です。

ここはアジア料理という括りなので、出てくる料理もさまざまな国から選ばれています。この日の前菜は春巻きと寿司とサラダの3種類でした。

私は無難にチキンカレーを食べましたが、子どもは無難なものがいいだろうと天ぷらを注文。しかし出てきたものは想像していた日本の天ぷらではありませんでした。確かに揚げられているが・・食べられそうな部分だけ食べれば大丈夫でしょう。あとはタイ風焼きそばのパッタイなどがありました。


デザートもあるので、子どもは満足そうでした。


次の日は室内で食べられるイタリアンを予約しました。ここはパンやデザートは自分で取りに行けるし、ピザやフライドポテトも注文できるので、子連れにはこちらの方が良さそうです。
具体的なメニューは覚えていないけど、パスタ唯一エビのチーズリゾットを食べたことは覚えている。うん、アジアは当たり外れが強いイメージがあるので、イタリアンは正解です。




もちろん先ほど紹介したビュッフェでもしっかり楽しめますが、せっかくなので2泊分はレストランを予約して行った方がいいでしょう。もちろんおかわり自由で並ばずにすむのは子連れにはありがたいことですけどね。
今回は子連れだからあまり多くの写真を撮ることができなかったのが残念です。とにかくご飯を食べさせて遊びに連れていくのが最重要ミッションですからね。
子連れ旅行におすすめできる理由
これが一番のおすすめポイントです!
勝手な南米のイメージも含んでいますが、良い意味でどこに行っても音楽が鳴っていて騒がしい(笑)
すでにお伝えしたように夜までイベントをやっているくらいですから、多少騒いでいても何も言われません。
デカメロンバルは朝から夜まで思いっきり遊べる最高の遊び場です。
デカメロンバルに宿泊したとき、ちょうど下の子が9ヶ月の時でした。まだミルクが必要な時期であったため、どこに旅行に行くにも新鮮な水とお湯をどのように調達するかが問題になりました。日本のホテルなら電気ケトルがあるところがほとんどなので困りませんが、海外のホテルだとそうではありません。
しかし、ここは24時間空いているバーカウンターがあるため、そこでお湯をもらうことができます。そのため魔法瓶の水筒などを持っていくと便利です。
ホテル内には浅い子供用プール(水深は約20cm)があり、目が届く範囲で遊ばせられる安心感がありました。水深が浅いプールは子どもが溺れにくく、安心して遊べるため水遊びへの抵抗感が薄れます。親子で抱っこしながら入ればより安心ですね。とはいえ子どもは数cmでも溺れることがあるため、決して目を離さないよう気をつけましょう。海も遠浅で、波も穏やか。浮き輪やアームリングを持参するとさらに楽しめます。
道はきちんと舗装されているため、ベビーカーでどこでも移動することが可能です。これは当たり前のように思えますが、コロンビアにいるときは舗装されていない道が多いため、ベビーカーを押すのも一苦労なのです。

もちろんスロープを使いながらになるため、どうしても移動に時間はかかってしまいますが、ビーチまで行くことができます。やはり赤ちゃんをずっと抱っこしながらの移動は大変ですからね。
いくらベッドが広くて添い寝可能でも子どもがベッドから落下する可能性があるためベビーベッドがレンタルできるホテルを選びたいですよね。しかしデカメロンバルではベビーベッドのレンタルできるので安心です。
正確な数は分かりませんが、ベビーベッドの数にも限りがあるため事前連絡をしておきましょう。
私たちも事前予約してありましたが、なぜか4歳の娘にもベビーベッドが用意されていました。


その他、レストランにはベビーチェアもあるので子連れへの対応はしっかりしています。日本の高級ホテルでもベビーチェアのないホテルもありますからね。あることを当たり前に思ってはいけませんね。

最後に
- Wi-Fiが部屋では不安定。必要ならモバイルWi-Fiを持参すると安心
- 日差しが非常に強く、日焼け対策は必須
- 言語はほぼスペイン語。翻訳アプリがあると安心
- 日焼け止め、帽子、ラッシュガード(日差しが強い)
- おやつ・飲み慣れた食べ物(移動中や子供の気分転換に)
- 浮き輪・アームリング(現地でも売っているが選択肢は少なめ)
デカメロンバルは、子連れでも十分にリラックスして楽しめるオールインクルーシブホテルでした。
ホテルの設備・食事・スタッフの対応すべてにおいて、ファミリー旅行にやさしいと感じました。
子どもが自然の中でのびのびと過ごせて、親も安心してゆっくりできる。そんなホテルです。
南米での子連れ旅行に少しハードルを感じている方にも、心からおすすめできる宿泊先です!
この記事が、これからデカメロンバルに宿泊される方や、子連れでの海外旅行を計画している方の参考になれば嬉しいです。