【育休中に0歳児と世界一周】かかった費用と旅程を公開。

かねてからやりたかったことの一つが「世界一周旅行

でも世界一周をするにはお金もないし時間もない・・しかし今は育休中なので時間はある。そして問題の費用に関しては貯めていたANAマイルがあるので、マイルを使った世界一周航空券を発券することで費用を節約できる。

元から「旅育」に興味があったこともあり、ここは思い切って世界一周旅行することにしました。

予約時点で50万マイル程度あるので家族全員でビジネスクラスを予約・・したかったのですが、動き出しが遅かったため行きたいルートで予約することができずエコノミークラスでの世界一周になりました。部分的にビジネスクラスは予約可能だったのですが、エコノミークラスで世界一周することも一つの経験かと思います。

さて、今回は特典航空券で世界一周をするときにかかる費用等を公開したいと思います。ただし、行き先や航空券を予約した時期によって変わるため、あくまで参考程度にとどめて下さい。

ちなみに、この記事を書いているのはこんな人です。

あんこ
あんこ

・3歳と0歳を育てているパパ

・1年間の育休中

・陸マイラーとして年間約20万マイル以上獲得

・株やFX、仮想通貨、不動産に投資中

陸マイラーとは?飛行機に乗らずに大量のマイル(ANA・JAL)を貯める方法。

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目次
  • 世界一周航空券とは
  • 0歳児と行く我が家の世界一周ルート
  • 世界一周航空券の予約方法
  • 0歳児にもお金はかかる?
  • 最後に

世界一周航空券とは

世界一周航空券に関する細かいルールは色々あるのですが一言でまとめると、出発地となる空港から大西洋と太平洋を各1回ずつ渡って出発地に戻ってくる航空券の束のことを指します。

世界一周航空券を発見するには単独の航空会社だけでは不可能なので、スターアライアンス、ワンワールド、スカイチームなどの航空会社の提携グループ内のフライトを乗り継いでいくことになることが多いです。もちろん世界一周をすること自体はどの航空会社の組み合わせでも可能ですけどね。

私はANAマイルを貯めているので、ANAが加盟しているスターアライアンスの世界一周航空券を発券することになります。

ちなみに必要マイル数は全旅程の距離によって変わるので、最初に世界一周のルートを考えてから必要マイル数を貯めるのもありかと思います。

日本と同じくらいの緯度の都市を組み合わせると距離は短くなるので必要マイル数は少なくなり、南半球の都市を組み合わせると距離は長くなるので必要マイル数は多くなるという感じですね。

0歳児と行く我が家の世界一周ルート

まず、世界一周航空券は無限にフライトを乗り継いでいけるわけではありません。最大12フライト、途中降機は8回までと決まっています。なので、世界一周のルートを決めるためには旅の目的を限定しなければなりません。

やりたいことはいくらでもあるので最初は地上移動も含めて限界まで詰め込もうと思いましたが、そもそも0歳児を連れての世界一周なので、無理なスケジュールを組むことはやめました。

それを踏まえての我が家が決めたことは以下の通りです。

世界一周する上で
  • できるだけ行ったことのない国に行きたい
  • 移動回数は極力少なく
  • 日本語が通じるANAを使いたい
  • 子連れなので遅い時間に到着したくない
  • クリスマスマーケットに行きたい
  • コロンビアの友人に会いに行く

それを踏まえてルートを考えた結果・・

日本→ベルギー→スペイン→コロンビア→メキシコ→日本

としました。(国名だけのざっくりとした書き方ですみません)

南米まで行くならマチュピチュやウユニ塩湖に行きたい気持ちもありますが、細かい移動が増えてしまうから断念。クリスマスマーケットならドイツの方がいいかもしれませんが、ドイツなら日本から行きやすいので今後も行く機会があるでしょう。チケットを取った後なのに「あーでもないこーでもない」と考えてしまいます。

世界一周航空券の予約方法

世界一周航空券は、オンラインまたはHISなどの大手旅行代理店の窓口で相談しながら購入することが可能ですが、ANAマイルを利用した特典航空券での世界一周をする場合は電話で予約をするしかありません。

しかし、実際に行きたい場所へのフライトがあるのかどうか、行きたい日程で特典航空券の枠が空いているかどうかを確認せずにいきなり電話をしても、長引くだけで担当の人が困ってしまいます。

そこで最初に利用したのがスターアライアンスの「Book and Fly」です。

これで自分が行きたい場所へのフライトがあるのか、もしあっても直行便か乗り継ぎかなどを調べながら、仮で世界一周の旅程を組んでいきます。また、その時のマイレージも計算してくれるので、発券に必要なマイル数を知ることもできます。

以下の画像は一例です。

私の組んだ旅程は22,445マイルだったので、1人10万マイル必要でした。ちなみに現金だと1人約45万円かかるようですが、このフライトをバラバラで発券するともっと高くなるので、そこに世界一周航空券はうまみがあります。

世界一周の旅程が決まったら次はANAのWebページで個々のフライトで行きたい日程の特典枠が空いているのかを確認します。

最低限ここまでスケジュールを立ててから電話をするようにしましょう。

「Book and Fly」で出てくるフライトと、特典で取れるフライトは必ずしも同じではありません。また、フライトの組み合わせによって発券できるルートが変わってくることがあります。私の場合、すべてエコノミーで発券すると出てくるフライトが、ビジネスを利用しようとすると別のフライトしか出てこなくなるということがありました。世界一周航空券の発券に関するルールがあるようなので、電話をしながら確認する必要があります。

0歳児にもお金がかかる?

あくまで参考程度ですが、今回の世界一周でANAにお支払いした費用は437,170円でした。航空券自体はANAマイルで無料になるのですが、空港使用税、旅客サービス施設使用料などを含めた料金が必要になります。その中でも現在は燃油サーチャージが高騰しているため、燃油サーチャージが無料だった頃と比べるとかなり高くなっているかと思います。

航空券取得にかかった費用
  • 大人1・・101,800円
  • 大人2・・101,800円
  • 3歳・・・99,600円
  • 0歳・・・133,970円

なんと0歳の息子の費用が一番高いという結果に!

これは自分が勘違いしていました。まず、国内線ならば座席を必要としない幼児旅客の同伴は費用がかかりません。大人のひざの上に座らせることを前提に、大人1人につき1名まで無料です。私は特典航空券を使った国内旅行は何度もしていたので、国際線も同じ感覚でいました。

しかし、ANAの国際線では以下のルールになっています。

  1. 大人と同じ搭乗クラスの幼児運賃航空券を別途購入(大人運賃の10%)
  2. 同伴する大人のANA国際線特典航空券に必要なマイル数の10%

これはあくまでANAのルールであって、世界一周はANA便だけで完結することはできません。提携航空会社のルールはそれぞれ異なる可能性があるため、上の①大人運賃の10%で計算した結果、133,970円になったようです。内訳を知りたかったのですが、知ることはできませんでした。

また、3歳の子どもは発券手数料がかからないようなので、大人とは2,200円の差額が発生しているようです。

最後に

まだ航空券を取っただけなので、これから出発までにはまだまだ考えなければならないことがたくさんあります。

  • ミルク、離乳食、オムツをどれだけ持っていくのか
  • 夏服と冬服はどれだけ持っていくか(洗濯の場所や回数も考える)
  • 現地での宿泊場所(ホテルor民泊)
  • 観光する場所(子連れなので観光は少なめに)
  • 約15時間のフライトが3回あるため、飛行機内でどのように過ごすか
  • 海外旅行保険はどれくらいかけるか
  • etc・・・

0歳児を連れてエコノミークラスでの世界一周は自分でも少々チャレンジングだと思っていますが、今と同じことはこの先やることができません。子どものことは大切ですが、自分の人生を楽しむことも同じくらい大切です。

さて、旅育を楽しんできます。

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