子どもに習わせたい習い事の一つとして、ベビースイミングが注目を集めています。赤ちゃんが水に親しむことで、運動能力や社交性を育むといったメリットがある一方で、親としては不安な気持ちも多いことでしょう。
実際、私自身がベビースイミングに通っているのですが、毎回のように体験の方がいらっしゃるくらい人気です。しかし、ほとんどの方が初めてのことなので不安を抱えている方が多いです。
体験の方はその不安を解消するために体験中や体験後にインストラクターの先生に「溺れないか心配」「プログラムについていけないかも」など色々な質問をしていますが、その姿を見ていると抱えている不安はみなさん似たり寄ったりに感じます。
この記事では、ベビースイミングに関する一般的な不安5つと、その解消法を解説します。
ちなみにこの記事を書いているのはこんな人です。
・4歳と1歳を育てているパパ
・ふたり合わせて2年間の育休を経験
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- 1つ目「水への恐怖心」
- 2つ目「安全性への懸念」
- 3つ目「体調管理」
- 4つ目「成長や発達への不安」
- 5つ目「親自身の不安」
- 最後に
1つ目「水への恐怖心」
やはりせっかくベビースイミングに通うなら、楽しんでもらいたいですよね。
そこで気になるのが赤ちゃんの実際の反応です。
赤ちゃんにとって、水は初めての経験であり、多くの場合、最初は水に対する恐怖心を抱くことがあります。特に、顔を水につけることや、浮くことに対して抵抗を感じる子どもも少なくありません。この恐怖心は、親にとっても心配の種です。
赤ちゃんが水に慣れるためには、少しずつ経験を積ませることが大切です。
まずは、家のバスタブやシャワーで水遊びをして、楽しい雰囲気を作りましょう。また、水中遊びの際には、笑顔で接することが重要です。赤ちゃんが楽しんでいると感じることで、少しずつ水への恐怖心が和らぐでしょう。
私自身も2人目の時は慣れればなんでもできるの精神になっていたので、かなり早い段階からお風呂で水をガンガンかけていました。これも1人目の経験があってこそですけどね。経験を積ませて慣れさせることはどんなことでも大事だと思っているので、わが家では生後3ヶ月ごろにはネントレを始めたりしていますしね。
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実際のレッスンではさらに、歌に合わせて体操をしたり、色々な動きを取り入れながら楽しませてくれます。最初はいつもと違う雰囲気に飲まれて泣いてしまう子もいると思いますが、1ヶ月もすれば慣れて楽しんでくれることを信じて続けてみましょう。他の赤ちゃんと一緒に楽しむ場面も見えることで、安心感が増します。うちの子も1ヶ月でだいぶ慣れたようで、勝手に水の中に入って行こうとします。目が離せません(笑)
2つ目「安全性への懸念」
冒頭でも紹介したのですが、「溺れないか心配」という質問はよくあるようです。
もちろん、水の中に入るので溺れるリスクは否定できません。小さな子どもを水に入れることは、多くの親にとって大きな不安要素の一つです。特に、溺れるリスクについての心配は尽きません。どんなに注意を払っても、万が一のことがあるのではないかと考えると、心配でたまりませんよね。
まず、水泳教室を選ぶ際には、安全対策がしっかりと講じられているかを確認しましょう。具体的には、インストラクターの資格や経験、プールの環境、さらには教室の生徒数などをチェックすると良いでしょう。もちろん突っ込んで聞きづらい部分もあるかもしれませんが、不安ならばなおさらしっかりチェックするべきです。見学ができるスペースがある教室が近くにあれば、体験する前に一度行ってみるのもありかもしれません。
また、レッスン中はインストラクターが常に目を配っているため、安心して参加できます。もちろんベビースイミングでは親も一緒に水の中に入るわけですから、溺れるとしたらよっぽど無茶をさせた時かもしれませんね。
私は上の子と下の子では違う教室に通いましたが、どちらもレッスンのプログラムに子どもを水中に入れて受け渡しをする「水中パス」がありました。水中に入れる時間は1秒かそれに満たないくらいですが、これをベビースイミングで行っているということは、「これくらいでは溺れない」という実績があってこそかもしれませんね。むしろ下の子が通っている教室では「空中パス」も行われています。子どもをポイっと投げられた最初はびっくりしたものですが、意外と大丈夫でした。レッスンのプログラムで「高い高い」をやる時、私自身が子どもを手から離れるくらい高く上げているので「何を今さら」って感じです。子どもが一番いい笑顔で喜んでいるので、こちらも嬉しくなってできるだけ高く上げてしまいます。
結論として、水を飲んでしまったり、水中に入ったりしますが、親が目を離さず見ていれば溺れることはないのではと思います。もちろん不安であれば「水中パス」などはやらなければ大丈夫です。ベビースイミングの最大の楽しみは「子どもとのスキンシップ」ですから。
3つ目「体調管理」
実際のレッスンは1時間弱のところがほとんどだと思いますが、やはり長時間水の中に入っていれば体が冷えてしまいます。そのため、風邪を引いてしまうこともあるでしょう。また、集団で過ごす場所でもあるし、感染症の心配をする方も少なからずいるようです。
上記の通り、プールの水質や温度が、赤ちゃんの体調に影響を与えるのではないかと心配する親も多いです。特に、風邪や感染症が気になる季節には、参加をためらうこともあります。
まずはプールの衛生状態を確認することが大切です。定期的に水質検査が行われているかどうかは聞いてみないと分かりませんが、清掃が行き届いているかはチェックしておきましょう。多くの水泳教室では、衛生管理に力を入れているため、安心して通うことができます。なぜならもし衛生状態に問題があれば営業できなくなるため潰れてしまいますから。
次に、「ベビースイミングによって免疫力が高まる」とか、「風邪をひきにくくなる」とか言われますが、プールの水温は30℃前後ですから身体は冷えます。身体が冷えた状態でそのままにすれば逆に風邪を引いてしまうでしょう。基本的には水から上がった後に温かいお湯に浸かってから着替えをするため、身体をしっかり温めてあげれば大丈夫です。
赤ちゃんが体調を崩している時や、特に寒い時期には無理をせず、体調が回復するまでお休みすることも大切です。
4つ目「成長や発達への影響」
ごく稀にではありますが、「早くから水泳を始めすぎることで、逆に成長に影響が出るのではないか」と考える親もいます。特に、運動が苦手な子どもや、発達に不安を抱えている場合、この心配は強くなるかもしれません。
実際には、ベビースイミングは多くのメリットがあります。水中での運動は、筋力やバランス感覚を育むだけでなく、心肺機能の向上にも寄与します。また、浮くことや水中での動きは、自己肯定感を高める効果もあります。
さらに、親子でのスキンシップが深まることで、心の発達にも良い影響を与えます。専門家によると、赤ちゃんが水に慣れることで、運動能力の向上が期待できるとされています。
5つ目「親自身の不安」
子どもだけではなく、親の方が様々な理由で不安になってしまうこともあるようです。
例えば「自分自身の水泳スキルの低さ」
子どもを水に入れることで、自分自身が泳げないことや水に対する恐怖心がある親も少なくありません。自分が不安だと、子どもにもそれが伝わってしまうのではないかと心配になります。
親も一緒に水に入ることができるプログラムを探すことで、自分自身のスキルを向上させるチャンスがあります。また、ベビースイミングのレッスンは、親も参加する形が多いため、子どもと一緒に楽しく水に親しむことができます。
さらに、他の親と交流することで、不安や悩みを共有しやすくなり、心の支えを得ることができるでしょう。
最後に
ベビースイミングは、多くのメリットをもたらす素晴らしい体験ですが、それに伴う不安も少なくありません。水への恐怖心や安全性、体調管理、成長への影響、親自身の不安など、様々なポイントに注意を払いながら参加することが大切です。
もちろん個人差はあるし、慣れる早さも向き不向きもあるでしょう。実際に入会してからも子どもにとっても親にとっても合う合わないはあると思います。もしダメなら辞めれば良いのです。
もしあなたがベビースイミングを始めようと考えるならば、まずは信頼できる教室を選び、赤ちゃんが安心して楽しめる環境を整えることから始めましょう。乳幼児期の体験は今後の成長につながるので、楽しい水の体験を通じて、赤ちゃんの成長を見守っていきたいですね。