子ども向けの英語教材であるディズニー英語システムをはじめて1年以上が経過しました。
幼児から英語教育なんて早すぎるのではないかと思う人もいるかもしれませんが、、小学校3年生から外国語の授業がはじまります。
私は自分の娘が将来的に困らないようにしてあげたいという思いをもっていたので、娘が生後3ヶ月ごろから無料で英語学習ができるCocomelon(ココメロン)を見せていました。
Cocomelon(ココメロン)とは?0歳から始める無料英語学習。幼児にオススメの英語教材①
なぜココメロンを見せていたかというと、同じく生後3ヶ月ごろにディズニー英語システムの説明を一度聞いたとき、値段を知って諦めたことが理由の1つです。子どもの教育にお金をかけてあげたいものの、当時の経済状況では難しいと感じたからです。
しかし、ディズニー英語システムの体験版は無料で手に入るため、ココメロンだけにこだわらず、ディズニー英語システムの体験版を併用しながら子どもに見せていました。(その他、さまざまな会社の体験版を利用して英語に親しませていましたが、手軽なココメロンがメインでした。)
このように色々な教材を試した結果、高額のため購入する予定はなかったディズニー英語システムですが、子どもが1歳を超えた頃に改めて説明を聞き、教材を購入するに至りました。
今回の記事では、ディズニー英語システムの特徴や効果について実体験を交えてお伝えしていきます。
ちなみにこの記事を書いているのはこんな人です。
・4歳と1歳を育てているパパ
・ふたり合わせて2年間の育休を経験
・陸マイラーとして年間約20万マイル以上獲得
・株やFX、仮想通貨、不動産に投資中
陸マイラーとは?飛行機に乗らずに大量のマイル(ANA・JAL)を貯める方法。
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- ディズニー英語システムとは
- ディズニー英語システムのデメリット
- ディズニー英語システムのメリット
- わが子にあらわれた効果
- 最後に
ディズニー英語システムとは
ミッキーたちと一緒に遊んで英語を自分の言葉にする
上記キャッチコピーの通りですが、ディズニー英語システムはミッキーやミニーたちが登場する歌や映像を見て遊んでいるうちに英語を自然に覚えることができる教材です。
最大の特徴は日本語の訳がまったく載っておらず、完全な母国語方式(ALL ENGLISH)の教材であることです。もちろん字幕が表示されている映像も含まれているため、英語が苦手な保護者にとっても子どもに取り組ませやすい教材です。
ディズニー英語システムのデメリット
ディズニー英語システムを購入する時の最大の壁が高額な教材費です。
色々なプログラムが用意されているため、少しずつ買い揃えることもできるのですが、すべてのセットを揃えようと思うと税込で140万円程度します。(契約時だけはパッケージでの購入ができるので3割くらい割引した価格で購入できます)
わが家の場合もすべての教材を揃えるのは難しいと考え、以下の教材だけ購入しました。
- プレイ・アロング
- シング・アロング
- ストレート・プレイ
- メインプログラム(ステップバイステップを除く)
- ミッキー・マジックペン・セット
- トークアロング・カード
「ステップバイステップ」という教材はアウトプットのためには必要な教材になるのですが、「今すぐ必要になるわけではない」という説明を受けたため、子どもの成長を見てから購入を検討することにしました。ただしこの時の判断は今になっては後悔しかありませんが。
なぜならパッケージでの購入ならプラス10万円程度でしたが、単品で購入すると30万円程度かかるからです。
ちなみに現在の価格は変わっているかもしれませんが、私が購入した上記のセットは割引前の価格で100万円(税込)程度でした。なお、分割払いも可能ですが、金利手数料は9%と高いので、可能であれば一括払いが良いと思います。
ディズニー英語システムは素晴らしい英語教材ですが、音声や映像を聞き流すだけで話せるようになるわけではありません。もちろん聞き流すだけでもインプットの効果は十分あると思いますが、言語の習得にはアウトプットの機会が必要です。
とはいえ親が英語を話せるようになることが必須というわけではありません。乳幼児の場合、映像や音声を一人で勝手に流すことはできないので、こういった環境を親が作ってあげなければならないというレベルのことです。もちろん英語の歌を一緒に歌ってあげたり、映像に合わせて子供と遊んであげたりすることによって子どもの興味を長続きさせることも大切でしょう。教材を買ったものの、飽きて興味を失ってしまったらただの無駄遣いで終わってしまいますからね。
他にもイベントに定期的に参加したり、電話レッスンを受けたりして、子どもの興味関心をキープし続けるなどの努力は必要でしょう。
イベントや電話レッスンなどの各種サービスを受けるためには別途WFC(ワールドファミリークラブ)に入会する必要があります。加入は任意ですが、最後まで教材を使い続けるならば入会は必須かと個人的には思っています。
購入した当時は40平米程度のアパートに住んでいたため、いざ教材が届いたときはどうスペースを作るかとても悩みました。教材の量は写真を見てもらえばご理解いただけると思います。
写真右奥のオリジナルブックケースを組み立ててみると、このような感じです。
幅は約95cm、高さは約110cmでした。
ディズニー英語システムのメリット
さまざまな教材のサンプルを比較してみると分かるのですが、ディズニー英語システムの教材には日本語がまったく入っていません。(例えばベネッセの教材などはしまじろうが日本語で説明することがあります。)
つまり日本語の説明や翻訳がなくても、映像と音だけで意味がわかるように作られているということです。ネイティブの子どもが母語を覚える時と同じで、自然と英語が身につくようになっています。
また、教材の中にはたくさんの歌が登場します。最初は「ABCソング」や「My name is」から始まりますが、未来形や過去形、仮定形などの文法が含まれた歌が登場します。つまり歌を通して基本的な文法を習得できるように作られているのです。さらに、子どもがマネして歌うことでよりインプットやアウトプットに効果があるということでしょ
このような教材なので、私も子どもと一緒に映像を見ることで英語を学べています。一緒に歌を歌うだけでなく、歌に出てくる歌詞を別の単語に変換して子どもに話してみるなど工夫することで、積極的にアウトプットの機会を作って楽しんでいます。
私自身がそうですが、私は英語に苦手意識をもっています。学校の成績も英語は赤点でした(笑)
そんな私のような親にとって「子どもに英語を教えなくていい」という売り言葉はとても魅力的に聞こえます。親がやることと言えば、ブルーレイやCDのディスクを機械にセットするだけです。今では子どもが自分でディスクをセットするようになりました。ディスク以外にもさまざまな教材があるため、最初は一緒に遊んであげることもありましたが、自分で出してきて一人で遊んでいることも増えました。
このように親が手を出さなくても教材に興味をもたせ続けることができれば、最終的には自分で勝手に学んでくれるようになるのです。
アドバイザーの方が言うには「他におもちゃを買う必要はない」とまで言っていました。個人的には他にもおもちゃを買ってあげたいし、色々と体験させたいと思っているのでその通りにすることはありませんでしたが、ディズニー英語システムしか遊ぶものがなければそうなることもあるかもしれませんね。
わが子にあらわれた効果
ディズニー英語システムを見始めてから様々な効果があらわれたと感じていますが、ここではその一例を紹介します。
「プレイ・アロング」では親と一緒に遊びながら英語に親しめるよう工夫されています。
「Up」と「Down」の単語を使って両親と「高い高い」をする映像があるのですが、その映像を真似して「高い高い」をしていたら、「UP」と言って「高い高い」を要求するようになりました。
歩いたり走ったり手を叩いたりなどの単語もプレイ・アロングの歌の通りに遊びながら覚えていました。
この教材は一番最初に取り組む教材なので、簡単な単語を覚えることができることはもちろんですが、親子間の英語コミュニケーションの最初の一歩になりました。
「シング・アロング」は歌だけで構成された教材です。
教材の中にはディズニーのキャラクターだけではなく、さまざまな国の子どもが登場します。「Crap your hand」という曲では子どもたちがミッキーの指示にしたがって色々な動作をするのですが、手を叩いたり、頭を触ったりといった動作をわが子もマネすることによって覚えました。
2歳半ぐらいでは「My name is」で自己紹介をしたり、「Up the stairs」と言いながら階段を登ったり、「ABC」をすべて言えるようになったりしています。
最後に
教材の価格が高すぎるため最初は購入しなかったディズニー英語システムですが、「最初から買っておけばよかった」という思いと「買う時期はちょうどよかった」という二つの気持ちを持っています。
やはり早い時期から英語をたくさんインプットすることができれば英語を聞く耳を育てられるが、1歳からすべての教材をすぐに利用するわけではないからです。そういう意味では無料サンプルがあるのはとてもありがたかったです。