2020札幌・小樽子連れ旅行③札幌グランドホテルの朝食とまさかのアップグレード!ホテル宿泊レビュー

2020年の夏にANAマイルを利用した特典航空券で北欧をビジネスクラスで2週間ほど周遊しようと計画していましたが欠航のため中止。2020年は海外旅行どころか国内旅行も難しい状況ではありましたね。

しかしちょうど新コロの感染拡大が少しおさまっているタイミングで航空券セットのプランがかなりお値打ちで発売されていたため、北海道の札幌と小樽に生後9ヶ月の娘を連れて旅行に行ってきました。

今回は3泊4日の日程でしたが、「ベッセルイン札幌中島公園」「運河の宿 おたる『ふる川』」「札幌グランドホテル」にそれぞれ1泊ずつしてきたので、その時の様子を順番にお伝えしようと思います。

札幌グランドホテルは朝食が美味しいことで有名ではありますが、まさかのアップグレードでサプライズを受けました。詳しくは記事の中で紹介していきます。

ちなみにこの記事を書いている人はこんな人です。

あんこ
あんこ

・3歳と0歳を育てているパパ

・1年間の育休中

・陸マイラーとして年間約20万マイル以上獲得

・株やFX、仮想通貨、不動産に投資中

陸マイラーとは?飛行機に乗らずに大量のマイル(ANA・JAL)を貯める方法。

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目次
  • 札幌グランドホテルについて
  • 札幌グランドホテルを選んだ理由
  • いざチェックイン
  • 札幌グランドホテルのお部屋
  • 朝食の様子
  • 今回の宿泊にかかった費用
  • 最後に

札幌グランドホテルについて

札幌グランドホテルはJR札幌駅から徒歩で約10分、大通り公園から約5分の立地で、レジャーやグルメ、ビジネスにおいて北海道で最も活気のある札幌市の中心部に位置しています。

開業当時は全国の政界・財界を代表するゲストの利用が多く「北の迎賓館」と称されていたようですが、今でも変わらず伝統と格式を重んじる一流ホテルの雰囲気を醸し出しています。

レストランは和洋中と揃っており、その時の気分に合わせて食事を取ることができます。もちろん周辺はお店が多い繁華街でもあるため、選択肢は無限にあると言えます。

  • ノーザンテラスダイナー(西洋料理)
  • チャイニーズダイニング黄鶴(中国料理)
  • ガーデンダイニング環樂(日本料理)
  • 北海道ダイニング ビッグジョッキ(ビアレストラン)
  • ラウンジ・バー オールドサルーン1934
  • バー キャラベル
  • ロビーラウンジ ミザール
  • ザ・ベーカリー&ペイストリー

朝食会場も1箇所だけではありません。

ノーザンテラスダイナー(東館1階)

全90品の洋食・和食バイキングがいただけます。

大人3,000円、子ども1,500円(税・サ込)、3歳以下は無料です。

私はこちらで食事をしたので詳細はまた後でお伝えしたいと思いますが、北海道ならではの食材・料理が揃っているのでオススメです。

ガーデンダイニング 環樂(本館4階)

4階にある日本庭園を眺めながら定食形式の朝食がいただけます。1日30食限定の野菜定食や、和定食、おかゆ定食といったメニューがあります。

ひとり3,000円(税・サ込)です。

どうしてもビュッフェは混み合うので、落ち着いて朝食を楽しみたい方はこちらでも良いでしょう。食後は日本庭園を眺めながらホテル伝統のアップルパイとコーヒーでゆっくりするのもなかなか贅沢かもしれませんね。

ロビーラウンジ ミザール

4種類からお好きな2つの味を選べるサンドウィッチセットがいただけます。

ひとり1,550円(税・サ込)です。

私は貧乏性なのでノーザンテラスダイナー1択です(^◇^;)

札幌グランドホテルを選んだ理由

札幌駅直結の地下道で行ける

最終日に雨だった場合を考えて、地上からではなく札幌駅前地下歩行空間に直結していることを重視しました。目指すは8番出入り口で、出入り口の横に札幌グランドホテル専用口があるので迷うことはないでしょう。ちなみに札幌グランドホテルに宿泊した日は雨だったため、札幌グランドホテルを選んでいて良かったと思いました。

朝食が美味しい

トリップアドバイザーの「朝食の美味しいホテルランキング2016」にて全国8位になったと言われる朝食です!

2016年に8位、2015年に3位、2014年に12位、2013年に12位、2012年に9位を獲得しています。

2017年以降はランキングに入っておりませんが、とっても美味しく期待通りだったので私は大満足でした♪( ´▽`)

チェックインからのサプライズ

こちらはホテルのロビーですが、とても広々としていて開放的です。写真の左側がチェックインカウンターです。新コロの関係もあったのでスタッフの人数を減らしているのでしょうか、少しだけ列ができておりました。

そして私の順番でチェックインの最中、ここでサプライズが起きました(*゚▽゚*)

今回の予約についてお伝えしておきますと、

  • 本館ダブルルーム
  • 朝食つき

しかしスタッフから言われたのは次の言葉でした。

スタッフ
スタッフ

お子様にも楽しんでいただけるように、部屋を少し広くさせていただきました

その言葉が私には聞こえていなかったのですが、妻は聞こえていたようで、

あんこ妻
あんこ妻

部屋が広くなったんだって。

あんこ
あんこ

えっそうなの?ありがとうございます。

旅行3日目の夕方であったため、疲れを癒すために指定された464号室に早く到着したいと思いしかなかったので、その時は何も思いませんでした。というか頭が回っていないので会話もスルー状態です。

しかし、この時の私は「札幌グランドホテルの4階」に向かうことの意味に何も気付いていませんでした。

4階に着いて客室に向かおうとするも、どうみても客室がありそうな雰囲気ではありません。奥にはレストランが見えます。

レストランの反対側の奥は薄暗く、「CLOSED」と書かれているのだけ見たのでどうやら違うようです。この時は分からなかったようですが、限られた人だけが利用できるラウンジでした。

「客室に向かうエレベーターは別だったのかな?」と思い、一度1階に戻り別のエレベーターに乗り直して4階に戻りましたが、やはり到着するフロアは同じです。

疲れているし、早く部屋に向かいたい私たち夫婦は4階でウロウロしていたらスタッフが通りがかったので、

あんこ
あんこ

すみません、464号室に向かいたいのですが部屋が分からなくて・・

スタッフ
スタッフ

464号室はこの右手にございます。

あんこ
あんこ

????????

意味が分かっていない私を案内してくださって到着したのが・・・

GRAND IN GRAND」と書かれた扉の前です。

スタッフ
スタッフ

こちらにカードキーをかざしてください。

カードキーでセキュリティーを解除すると扉が開き、客室につながる廊下にやっとたどり着きました。

他のフロアは見ていないのですが、札幌グランドホテルは格式高いホテルなのでこの廊下が妙にキレイなことには何も違和感を抱いていません。むしろ私たちは早く部屋に到着したい一心ですから、部屋までが遠いことへのグチがこぼれます。ですからこのあと部屋に入ってからの衝撃はかなりのものでした。

札幌グランドホテルのお部屋紹介

指定された464号室に到着し、妻より先に私が扉を開けて中に入りました。

えっ広っ∑(゚Д゚)

部屋を見た瞬間は衝撃を受けたとともに、私が妻に言った言葉は、

あんこ
あんこ

ちょっと待って!

先に写真を撮るから待ってて!

子どもと妻を廊下に置いてから写真撮影タイムに入りました。もちろん子どもを休ませたかったため、全体の雰囲気とベッド以外はあとで撮影しましたよ(^◇^;)

実は4階は「Grand in Grand(グランドイングランド)」という特別フロアになっており、全494室あるお部屋の中でわずか15部屋しかありません。宿泊フロアに入るためにカードキーが必要なのも、グランドイングランドに宿泊する人しか入れないようになっているためです。

4階ロビーにあったラウンジはグランドイングランドの宿泊者しか入れないようになっているため、他のホテルにありがちなエグゼクティブフロアに泊まったのにラウンジが満員ということはまずありえないようです。

このお部屋は「スーパーバスデラックスダブルルーム」で、その名の通り浴室がとても広いです。ベッドにもこだわられており、整形外科医と連携して心地よい眠りを追求したシーリー社のキングサイズベッド(横幅200cm)はとてつもなく快適でした。

お部屋は50平米で、賃貸マンションのわが家より広いです(^◇^;)

入口のドアを潜ると土間部分だけでもかなり広いです。私の靴がタイル1つ分に収まるため、計算すると約30足も入ります(笑)

部屋の奥にあったミニテーブルです。コーヒーなどが置けるサイドテーブルも付いています。

部屋から浴室が丸見えです。少しわかりづらいと思いますが、浴室はかなり広いです。

外にはウッドデッキがありまして、その先には庭が広がっています。

ホテル内にある日本庭園です。ちょうど紅葉の時期も重なっていたこともあり、素晴らしい景色を長めながら過ごすことができました。

ベッドの横には3枚扉のクローゼットがありました。手前から順番に開けていきましょう。ちなみに奥に見える黒い物体は「BOSE」のスピーカーです。

手前は水やグラスなど、真ん中は普通のクローゼット、奥は金庫やアイロン台が置いてありました。おそらくよく使うものが一番手前にあるという構成になっているのでしょうね。

ボトルウォータが4本も置いてありました。子どものミルクやコーヒーに大活躍です。むしろ余るくらいです。ワイングラスはそれなりに値段が高い部屋にしか置いていないので、それだけで良い部屋であることが確認できます。

真ん中はいわゆる普通のクローゼットです。コート類をかけられるハンガーが置いてあります。下にあるタンスの上段にはガーゼ素材のパジャマ、下段にはガウンが置いてありましたが、このパジャマが軽くて着心地がとても良くて感動ものでした。

ベッドの裏はビジネスデスク兼化粧台になっていました。横長で広々としているため、書類を見ながら作業するとしても問題なさそうです。

ベビーベッドは可愛らしい水玉模様です。中心に置いてあるボトルはベビーの全身を洗える「Private Lab」のシャンプーです。環境や身体の優しさにこだわった商品を開発している会社で、まさに知る人ぞ知るこだわりのメーカーだそうです。

トイレが脱衣所と別だったらより最高なのですが、そこまでは贅沢ですね。タオル類もたっぷりあるため2人で利用するには多いけど、足りなくなる心配は全くありません。

グランドイングランドではアメニティも充実しており、「BVLGARIオ・パフメ オーテルージュ」でした。ホテルのアメニティでBVLGARIを見たのは初め手だったのでビックリです。

写真では見づらいですが、先ほどベビーベッドに置いてあった赤ちゃん用の全身シャンプーももう1本用意されています。化粧水や乳液も嫁は知らないメーカーだったようですが、「すごく良かった!」と言っていました。カミソリも普通のビジネスホテルに置いてあるようなものとは見た目からして違います。

このバスタブではジェットバスが楽しめますが、むしろこのバスルームの広さを伝えられる写真を撮ってこなかった自分を後悔しています。

今回はグランドイングランドに宿泊しましたが、残念なことが1つだけありました。

それは「ラウンジへのアクセス権が無かったこと」です。

なぜなら今回はお部屋のアップグレードをしただけですから、私のような庶民が子連れで入り込んで場にそぐわない振る舞いをしていたら他のVIPにとってはイヤですよね。ラウンジだけは正規の料金を支払った人のみ利用できるというのは納得できます。

今回のアップグレードの恩返しではありませんが、今後札幌に旅行した際は札幌グランドホテルに再度宿泊したい、そして空きがあればグランドイングランドのお部屋を予約したいと思いました。

ということでラウンジを楽しめなかった分は美味しいお寿司で発散しました♪( ´▽`)

朝食の様子

朝食は1階の「ノーザンテラスダイナー」で食べました。入り口はこんな感じです。

こちらでは洋食と和食を中心としたバイキングですが、北海道各地から届く旬の食材を使ったこだわりメニューが並んでいます。

ホテルで焼き上げるパンや、伝統のアップルパイもぜひ食べていただきたい逸品です。

人がたくさんいたため写真は控えめにしました。このような雰囲気の朝食会場ですが、とにかく人が多かったです。

北海道といえば新鮮な魚介類。ということでホタテ、タコ、甘エビなどをいただきました。

奥にある納豆も北海道産の大豆を使用しているようです。

北海道といえばラーメンサラダです。ラーメンとサラダの組み合わせは少し奇妙な感じがしますが、友人が経営しているカフェで食べたことがあったので先入観なく美味しく食べられました。

ザンギにオリジナルのタレをかけた通称「ザンタレ」。オホーツクの魚介類を具材とした塩焼きそば。地元では食べられるようで食べられない料理をしっかり味わいました。

旅行の朝食バイキングでカレーを見つけたら必ず食べるのですが、こちらのカレーは鶏肉が柔らかく煮込まれており、とてもおいしかったです。

旅行最終日になっても北海道のとうもろこしの美味しさにハマっています。

エッグステーションがありまして、具材のチョイス以外にオムレツにかけるソースも自分で選ぶことができます。トマトケチャップを合わせれば4種類もあるのでとても迷ってしまいます。

函館酪農ヨーグルトはとても美味しかったのですが、フロマージュブランを朝から食べられるのは個人的に最高でした。

ホテルで焼き上げているパンは出来立ての味でとても美味しかったのですが、種類がかなりあって食べきれません。美味しかったので全種類食べたかったです。

ハチミツの種類が多すぎ∑(゚Д゚)

なかなか珍しい品揃えがありますから、違いを楽しむのも良いですね。

最後はホテル伝統のアップルパイです。札幌グランドホテルの食事にはとことん満足したのですが、やはりこれは食べておかなければいけません。

「カツゲン」を知っていますか?私は知りませんでしたが北海道のソウルドリンクで、雪印メグミルクが北海道限定で販売している乳酸菌飲料です。ヤクルトやマミー、ビックルなどみなさんが知っている乳酸菌飲料に近い味だと思っていただければ味の想像がつくでしょうか。

広大な北海道には牛乳の産地だけでもたくさんあります。それぞれを飲み比べてみないと味の違いはわかりませんが、牛乳の飲み比べができるのも北海道ならではでしょうね。

第一弾として取り分けてみたらこうなりました。やはり北海道産の食材を味わいたいという欲求は旅行の最後まで薄れませんでした。もちろんたくさんお代わりをして楽しんで帰りましたよ。

今回の宿泊にかかった費用

今回の予約方法

今回は「一休.com」 というサイトで1泊の予約をしました。「一休.com」は他の予約サイトと同様に宿泊によってポイントが得られますが、「ポイントが即時利用できる」ことにメリットがあります。

私は複数の予約サイトを横断しながらお得に宿泊できるホテルを探すのですが、ポイントが分散してしまうことがデメリットです。その点で「一休.com」はメリットが大きいです。

ポイントをどれだけ貯めていたとしても、使ってはじめて価値が出る」ということですね。

宿泊したお部屋の金額

さて、今回宿泊した「スーパーバスデラックスダブルルーム」の定価は以下の通りです。

なんと121,320円です∑(゚Д゚)

ラウンジアクセスが無かったとはいえ、私が国内で宿泊したお部屋の中で一番高額なお部屋です。

確かにシーリー社のベッドの寝心地は最高だったし、部屋から見える日本庭園、広いバスルーム、こだわりのアメニティ、挙げればキリがないほど最高級のおもてなしであったと言っても過言ではないので、この値段も納得できます。もちろん私のような庶民が軽々しく手が出る金額ではありませんが。

実際に支払った金額

それでは早速ですが、今回支払った料金は以下のとおりです。

念のためお伝えしますが、今回の料金は大人2名、添い寝1名、朝食が付いた合計金額ですから、かなりの破格ではないでしょうか。もちろんポイントは即時利用しているため、獲得ポイントは0ポイントになっています。

こちらは料金の内訳です。実際は宿泊金額合計が13,200円ですから、それなりの金額になります。

しかしポイントの即時利用とGoToの割引を合わせるとなんと元の金額の約54%、つまりほぼ半額になりました。

さらに今回はGoToトラベルの地域共通クーポンも発行されているため、実際はもう少しお得に宿泊できているはずです。

最後に

今回はホテル側のご厚意でグランドイングランドのお部屋にアップグレードしてくださいましたから、感謝の気持ちでいっぱいです。

もちろん今回は新コロの影響もあったため宿泊者が少なかったからかもしれませんし、どんな状況でアップグレードしてくださったのかは分かりません。私はマリオットとヒルトンのゴールドステータスは持っていますが、札幌グランドホテルのグランビレッジ会員ですらありません。そもそも公式サイトではなく「一休.com」からの予約ですしね(^◇^;)

明らかに特殊な状況でしたから、こんなことがもう一度起こるとは思っていません。ですから先にお伝えした通り、今後札幌に旅行することがあれば札幌グランドホテルに宿泊するということで恩返しをしたいとも思っています。空き状況によってはグランドイングランドに宿泊したいです。

とは言え、今回はアップグレードを抜きにしても札幌グランドホテルでの宿泊については満足しているため、普通にオススメのホテルの一つと言えます。

最後に、今回は3泊4日でしたが子連れの旅行は大変であることを改めて実感しました。子連れでも安心して宿泊できるところを探すのは骨が折れますから、私の記事が少しでも誰かの参考になれば嬉しいです♪( ´▽`)

ではでは。

 

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