新婚旅行は海外に行きたい!もちろんエコノミークラスではなくビジネスクラスで行きたい!
でもビジネスクラスにすると新婚旅行の予算のほとんどが往復の航空券代で消えてしまいます。しかし、せっかくの新婚旅行だしなんとかしたいですよね。
実はビジネスクラスを利用するのは思っていたよりハードルが高くないんです。私はごく普通の仕事をしていますが、とある方法を利用するだけでビジネスクラスで新婚旅行に行くことができました。
この記事を見ている人の中にはその方法をすでに知っている人もいるかと思いますが、その方法とはタイトルにもある「陸マイラー」になることです。
陸マイラーになればビジネスクラスで旅行することは夢ではなく現実になります。
私は2016年の秋に陸マイラーになり、2018年の夏にはタイ国際航空のビジネスクラスに初搭乗しました。半年でビジネスクラスまでたどり着いた人はインターネットで調べると一定数いるようなので、私はのんびりペースだと思ってください。
今回の記事では私がオーストラリアの新婚旅行でかかった費用をお伝えしつつ、新婚旅行の費用を削減するために陸マイラーとしてどのような手段を使ったかをお伝えしたいと思います。
紹介が遅れましたが、この記事を書いているのはこんな人です。
・4歳と1歳を育てているパパ
・ふたり合わせて2年間の育休を経験
・陸マイラーとして年間約20万マイル以上獲得
・株やFX、仮想通貨、不動産に投資中
陸マイラーとは?飛行機に乗らずに大量のマイル(ANA・JAL)を貯める方法。
※本ページはアフィリエイト広告を利用しています。広告は予告なく変更される場合があります。
- 新婚旅行の日程
- 新婚旅行中にかかった航空券代
- ケアンズでの滞在費
- エアーズロックでの滞在費
- メルボルンでの滞在費
- オーストラリアの新婚旅行でかかった費用
- 最後に
新婚旅行の日程
これは珍しいケースかと思うので、混乱がないよう初めにお伝えしておきます。
通常であれば新婚旅行は夫婦揃って出かけると思いますが、私と妻は一緒に出発したのではなく、別々の日程で日本を出発し、オーストラリアのケアンズで合流しました。
8/17:中部国際空港ージャカルタ10:00発15:10着(ビジネス)
インドネシアの首都ジャカルタで半日だけ観光を楽しみました。移動するのにGrabというアプリが大活躍です。東南アジアの旅行ではUberではなくGrabが欠かせません。
8/18:ジャカルターメルボルン02:10発11:30着(ビジネス)
メルボルンに3泊4日滞在したのは、ベトナム旅行で出会ったメルボルン在住の日本人に会いに行ったからです。ありがたいことに自宅に泊めてくださったため、宿泊費はかかっておりません。もちろんお礼は渡しましたよ( ^ω^ )
8/21:メルボルンーケアンズ14:35発17:55着(エコノミー)
妻よりも1日早くケアンズに到着です。荷物の移動などを省略するため、明日から宿泊するヒルトンケアンズに1泊し、ゆっくり休みました。
8/21:大阪(関西)ーケアンズ21:00発(翌)09:00着(ビジネス)
仕事終わりにケアンズへ行くため出発が遅いですが、翌日の朝に到着できるのはありがたいです。
ジェットスター航空ビジネスクラス搭乗記。コスパ抜群のオーストラリア路線!
8/22:ケアンズの空港で妻と合流
ケアンズではヒルトンケアンズに6泊7日滞在。エグゼクティブの部屋だったので、エグゼクティブラウンジへのアクセス権があります。夕方はラウンジでお酒を飲みながら軽食をいただきました。
昼間はケアンズ近郊の観光をしたり、ウェンディングフォトを撮影したり、グレートバリアリーフでのシュノーケルしたりしながら、のんびりとした時間を過ごしました。
8/28:ケアンズーエアーズロック06:20発08:45着(エコノミー)
エアーズロックの最寄り、コネラン空港でレンタカーを借りてエアーズロックリゾートへ移動。リゾートの中にあるロストキャメルホテルに2泊3日滞在し、世界遺産のエアーズロックや近郊を観光しました。
8/30:エアーズロックーメルボルン12:55発16:05着(エコノミー)
メルボルンに1泊2日滞在。基本的にはオーストラリアのお土産を買うための時間にしたので、街中を散策したくらいです。宿泊した「クオリティーホテルバットマンズヒルオンコリンズ」は駅から近く、とてもコスパの良いホテルでした。
8/31:メルボルンージャカルタ13:30発17:45着(ビジネス)
ジャカルタでは空港内で過ごしました。ビジネスクラスのラウンジを利用できるため、お酒を飲みながらのんびりしました。また、プライオリティ・パスを使って入れるラウンジが何箇所かあるため、ラウンジのハシゴもしました(笑)
8/31:ジャカルター中部国際空港22:15発(翌)07:25着(ビジネス)
長くなりましたが、このような日程で約2週間の新婚旅行を楽しんできました( ^ω^ )
しかし、これだけ長く海外に滞在したため、新婚旅行のためにかなりの金額を使ったのが想像できますね。
新婚旅行中の航空券代
航空券は次の①から⑥までの予約を取りました。
①中部国際空港→ジャカルタ→メルボルン
貯めたANAマイルを利用し、提携航空会社であるガルーダインドネシア航空のビジネスクラスに搭乗しました。ANAマイルの特典航空券は往復でしか取れないので、帰り道である⑥と合わせて計算すると費用は以下の通りです。
80,000マイルと40,030円(税金や燃油サーチャージ等)
②メルボルン→ケアンズ
ジェットスターのエコノミークラスを利用し、費用は14,524円でした。
③大阪(関西)→ケアンズ
ジェットスターのビジネスクラスを利用しました。費用は74,940円ですからとても安かったです。ちなみにエコノミークラスは29,763円でした。オーストラリアまで片道3万円を切るのは驚きです。セールのタイミングを狙いましょう!
④ケアンズ→エアーズロック
カンタス航空のエコノミークラスを利用しました。費用は2人で73,316円です。
⑤エアーズロック→メルボルン
ジェットスターのエコノミークラスを利用しました。費用は2人で33,200円です。
⑥メルボルン→ジャカルタ→中部国際
私の分は①の予約に含まれているため、妻の分だけ以下の費用がかかりました。
65,000マイルと39,990円(税金や燃油サーチャージ等)
※必要マイル数が私の分と異なっているのは、妻はケアンズまではジェットスターで来ているからです。妻の分は、日本までの往路をビジネスクラス、復路をエコノミークラスで予約しました。
・145,000マイル
今回はオーストラリアへの往復だけではなく国内線での移動が多かったため、航空券代だけで結構な金額になりました。
ここからは各地で使った滞在費についてお伝えしていきますが、細かいものは省略します。
ケアンズでの滞在費
ケアンズで使ったお金はホテルの宿泊費、レンタカー代、ウェディングフォト代、ツアー代、お土産代、食費などです。
今回は「ヒルトンケアンズ」に宿泊をしましたが、最初はHotels.comで「ダブルヒルトンゲストルーム」を予約し、6泊7日で128,964円でした。ヒルトンを選択した理由は、日本人に馴染みがあり、高級感があるからです。それ以上の深い考えはありませんでした。
とはいえ宿泊費が高く、航空券代と同じように何とか安くならないかと考えた結果・・安くなりました∑(゚Д゚)
- 8/21は10,893円
- 8/22〜28は72,882円
合わせて83,775円です∑(゚Д゚)!
宿泊費が安くなった理由はセール料金で宿泊できたからです。
ヒルトンでは不定期でセールをおこなっており、私が知る限りでは最大50%オフの料金で宿泊することができました。今回は予約を考えているタイミングでセールが開かれたため安く予約できたわけです。
そして安くなっただけでなく、お得感を得るためにもう一つの手段を利用しました。それはヒルトンのゴールドステータスを取得することです。とあるクレジットカードを作ることによって、ヒルトンのゴールドステータスを取得できることを知り、すぐに作りました。その結果・・・
- ダブルヒルトンゲストルームからエグゼクティブキングルームへアップグレード
- アップグレードによりラウンジへのアクセスが可能に
- ヒルトンゴールドステータスにより朝食が無料に
夕食はラウンジで食べ、朝食が無料になったため、食費がかなり削減されました。
その他、ヒルトンのゴールドステータスで得られる効果については別記事にあるので、興味がある方はご覧ください。
ヒルトン・オナーズゴールド会員の特典とは。ホテル上級ステータスの獲得で得られるもの。
本来であれば1泊の料金はこれくらいはかかるはずだったのに・・・
こうなっただけでもヒルトンのゴールドステータスを取得してよかったです!
エグゼクティブラウンジの様子等も気になる方は以下の記事をご覧ください。
ヒルトンケアンズエグゼクティブ宿泊記。新婚旅行inオーストラリア①
レンタカーはケアンズに滞在中の全日程ではなく、25日~28日までの3泊4日借りました。ツアーを申し込んだ日はレンタカーが必要ないし、駐車場代がかかるからです。
SUVをレンタルしましたが18,868円でした。
よって、ケアンズでの滞在費は102,643円になりました。
エアーズロックでの滞在費
エアーズロックで使ったお金はホテルの宿泊費、レンタカー代、お土産代、食費などです。
エアーズロックを観光するための拠点となる小さな街、エアーズロックリゾートにはホテルやレストラン、ショッピングセンターが集まっています。宿泊施設は5つしかないため、どこも必然的に高くなってきます。宿泊費用以外もすべて高いです。
私は「ザ ロスト キャメル」というホテルを選びましたが、2泊3日で64,120円かかりました。
もう少し費用を抑えたいと考えていたのですが、エアーズロック観光はとても人気があるため、そもそも空いている部屋が見つかっただけラッキーという状態でした。
空港からエアーズロックリゾートまでシャトルバスがあるのですが、観光の自由度を考えてレンタカーを使うことにしました。朝日に照らされたエアーズロックを見に行ったり、夜の砂漠地帯のドライブを楽しんだりできたので、個人的には大満足です。
レンタカーはSUVを選び、18,450円でした。
よって、エアーズロックでの滞在費は82,570円になりました。
メルボルンでの滞在費
メルボルンで使ったお金はホテルの宿泊費、お土産代、食費などです。
そもそも、最後にオーストラリアらしいお土産を買って帰るという目的しかなかったので、交通の便がよく、安価なホテルを探しました。
今回宿泊したホテルは「クオリティーホテルバットマンズヒルオンコリンズ」で、1泊9,139円でした。
オーストラリアの新婚旅行でかかった費用
新婚旅行でかかった費用の内訳は以下の通りでした。
- 航空券代
- ケアンズでの滞在費
- エアーズロックでの滞在費
- メルボルンでの滞在費
これらを合計すると・・・
・現金470,352円
・145,000マイル
※今回は食費やレジャー費、ウェディングフォト代、お土産代を含めていないため、実際はもう少しかかりました。
今回はオーストラリアへの往復だけではなく、オーストラリア内での移動が多かったため、結構な金額になりました。しかし、私が陸マイラーではなかったらビジネスクラスでオーストラリアまで往復するだけでもかなりの金額がかかります。自分のフライトを、マイルを使った特典航空券ではなく現金で予約していたとすると・・
なんと602,050円です∑(゚Д゚)
これは1人の値段なので、2人だと120万円になります。もしエコノミークラスだったとしても2人で356,000円が必要でした。
約2週間の海外旅行で470,352円、ビジネスクラスを利用したと思うと、かなり安く抑えられた方ではないでしょうか。
最後に
新婚旅行の内容に関しては軽くしか触れていませんが、約2週間でオーストラリアの自然や街並みを充分に楽しむことができました。
私が陸マイラーだったからこそビジネスクラスに乗れたし、現金を最小限に抑えることができました。もし陸マイラーでなければ、そもそも新婚旅行でオーストラリアという選択肢はなかったでしょう。
現在は国内旅行に行くことさえできない日々ではありますが、またいつか、気楽に海外旅行を楽しめる時代になって欲しいものですね。